管理画面に紐づけられた端末がターゲット一覧に表示されます。
その際、各端末および、その利用者を識別するために「アカウント」と「端末」が表示されます。
以下では、この「アカウント」と「端末」が Windows 上のどの値を引用しているか説明します。
①アカウント
アカウントとは、Windows にログインしているユーザの「名前」のことです。
この「名前」はパソコンの使用者を識別するための名前のため、「端末」と同様に、
Watchyを使用するパソコン間で重複しない名前をあらかじめ設定しておくことをお勧めします。
なお、この「名前」は Windows 上で設定される値なので、管理者画面上で編集することはできません。
「名前」の確認方法は以下の通りです。
ローカルユーザを使用している場合(Windows 10 & 11 共通)
[スタートボタン] → [設定] → [アカウント] よりローカルユーザを追加した場合、
下図の様にアカウントが追加され、「名前」が表示されます。
Watchyアプリの画面上では、
この「名前」が「表示名(上段)」と「アカウント名(下段)」として表示されます。
管理者画面で使用されるの「アカウント」は下段の「アカウント名」となります。
下図の様に、[コントロールパネル] → [管理ツール(Windows 11 では Windows ツール)] → [コンピューターの管理] 画面において、左側のペインの [システムツール] → [ローカルユーザとグループ] → [ユーザー] から対象ユーザの「フルネーム」を変更すると、Watchyアプリの画面における表示名(上段)が変更されます。「フルネーム」が設定されていない場合は、表示名にアカウント名が使用されます
Microsoft アカウントを使用している場合
ローカルユーザではなく、Microsoft アカウントを使用して Windows へログインしている場合、Microsoft アカウントのプロフィールにおける「フルネーム」が「表示名」に、
「サインイン」が「アカウント」となります。
注意事項
ユーザの名前(アカウント)を変更後、管理者画面へその変更内容を反映させるためには、パソコンの再起動が必要です。
②端末
端末とは、Windows 上の「デバイス名」のことです。この「デバイス名」はパソコンを識別するための名前のため、「アカウント」と同様に、Watchyを使用するパソコン間で重複しない名前をあらかじめ設定しておくことをお勧めします。
なお、この「デバイス名」は Windows 上で設定される値なので、管理者画面上で編集することはできません。
「デバイス名」の確認方法は以下の通りです。
Windows 10 の場合
下図のように、[スタートボタン] → [設定] → [システム] → [詳細情報] で表示される画面における「デバイス名」が「端末」に相当します。
Windows 11 の場合
下図のように、[スタートボタン] → [設定] → [システム] → [バージョン情報] で表示される画面における「デバイス名」が「端末」に相当します。